MESSAGE
社長挨拶

オンリーワンをめざす樋口グループで、
オンリーワンの人財に育ってください。

見えないものほど、大事なもの。

「樋口グループ」は、現代の建設工事や土木工事に欠かせない、「鉄筋・圧接工事」を担っている会社です。鉄筋は建物にとって、人間でいう骨のようなもの。外からは見えません。でも、本当に大事なものは、えてして見えないものだと私は思っています。 外から見えるのなら、悪いところもすぐにわかります。いつでもやり直すことができます。しかし、コンクリートの中に入っている鉄筋は、あとからやり直すことができません。そしてもし、鉄筋工事に不具合があれば、その構造物はいつ倒れてもおかしくありません。それほど責任が重く、間違いが許されない仕事。だからこそ技術を習得するのも簡単ではなく、一度身につければ一生ものの財産にもなります。

感謝される喜び。作品が残る喜び。

でも正直に言います。私は初めてこの仕事をした時、その日のうちにやめようと思いました(笑)。鉄筋は重いし、高いところが苦手だったからです。しかし今のままでは、今の自分のまま。せっかく入った道なのだから、一人前になってやろう―。そう思い直し、一生懸命勉強を始めました。すると2年で職長になることができました。やがてこの仕事の本当の喜びに気がつきました。一つは、感謝されることです。発注側のゼネコンには、有名大学を出た技術者もたくさんいます。しかし、ものづくりの現場では対等。学歴は関係ありません。日々磨いてきた技術を提供することで、「ありがとう」「助かった」といった言葉をたくさんいただくことができます。二つめは、仕事が形として残っていくということです。マンション、病院、都心の再開発ビル、高速道路…。今では九州各地に私たちの「作品」があります。「外からは見えないけれど、この建物はうちの鉄筋が支えているんだよ」と家族に話すときは、なんともいえない誇らしい気持ちになります。もう一つの喜びは、一つの建物を仲間と作り上げていく喜びです。みんなで鉄筋を加工し、組み立て、つなぎあわせる。誰が欠けても、良い建物はできあがりません。チームワークが大事な仕事なのです。

社員に寄り添う。努力を認める。

私は28歳のときにこの会社を立ち上げました。以来、会社作りにおいても、「見えないけれど大切なもの」を大事にしてきたつもりです。それは、仕事の品質であり、取引先の信用であり、社員が安心して働ける環境です。会社の宝は、人です。社員が長く働いてくれる会社にならなければ、発展もない。そう信じて、月給制や社会保険、退職金制度など 実力主義も貫いてきました。以前、女性社員を工場長に抜擢したこともあります。業界ではまず聞いたことがありません。でも私と考え方が同じだったから迷いはありませんでした。社員たちは最初びっくりしていましたが、もっとびっくりしたのは、工場がみるみるきれいになっていったこと。作業効率も2倍近くに上がりました。だからというのも、おかしな話ですが、もちろん女性も大歓迎。大事なのは、成長したいという向上心です。

自信が、人を変える。

ここにはいろんな社員がいます。器用な人、不器用な人。人と話すのが好きな人、苦手な人。仕事を覚えるスピードもさまざまです。でも決して急がせないようにと心がけています。長く働いてもらうために大事なのは、一人ひとりに寄り添い、その社員のペースで、一つひとつ階段を上っていけるよう促すこと。そして、そのがんばりと小さな進歩を認めてあげることだと思っています。そうして芽生えていく自信が、大きな成長の一歩になっていくからです。事実、たくさんの若者たちがここで変わり、入社前とは見違えるような生き生きとした表情で働いてくれています。そんな姿を見るときほど、うれしいことはありません。他の業種と同様に、鉄筋業界も競争が激しい世界です。しかし私は、単なる価格だけの競争に流されるのではなく、お客様から「樋口だから、たのみたい」と言っていただけるような、オンリーワンの会社をめざしてきました。その気持ちはこれからも変わりません。だから社員にも、「あなただから、任せたい」「あなたにしか、できない」といわれるようなオンリーワンの「人財」をめざしてほしい。そのためのチャンスと環境を用意することが、社長としての私の最大の使命だと思っています。

見えないものほど、大事なもの。

「樋口グループ」は、現代の建設工事や土木工事に欠かせない、「鉄筋・圧接工事」を担っている会社です。鉄筋は建物にとって、人間でいう骨のようなもの。外からは見えません。でも、本当に大事なものは、えてして見えないものだと私は思っています。外から見えるのなら、悪いところもすぐにわかります。いつでもやり直すことができます。しかし、コンクリートの中に入っている鉄筋は、あとからやり直すことができません。そしてもし、鉄筋工事に不具合があれば、その構造物はいつ倒れてもおかしくありません。それほど責任が重く、間違いが許されない仕事。だからこそ技術を習得するのも簡単ではなく、一度身につければ一生ものの財産にもなります。

感謝される喜び。作品が残る喜び。

でも正直に言います。私は初めてこの仕事をした時、その日のうちにやめようと思いました(笑)。鉄筋は重いし、高いところが苦手だったからです。しかし今のままでは、今の自分のまま。せっかく入った道なのだから、一人前になってやろう―。そう思い直し、一生懸命勉強を始めました。すると2年で職長になることができました。やがてこの仕事の本当の喜びに気がつきました。一つは、感謝されることです。発注側のゼネコンには、有名大学を出た技術者もたくさんいます。しかし、ものづくりの現場では対等。学歴は関係ありません。日々磨いてきた技術を提供することで、「ありがとう」「助かった」といった言葉をたくさんいただくことができます。二つめは、仕事が形として残っていくということです。マンション、病院、都心の再開発ビル、高速道路…。今では九州各地に私たちの「作品」があります。「外からは見えないけれど、この建物はうちの鉄筋が支えているんだよ」と家族に話すときは、なんともいえない誇らしい気持ちになります。もう一つの喜びは、一つの建物を仲間と作り上げていく喜びです。みんなで鉄筋を加工し、組み立て、つなぎあわせる。誰が欠けても、良い建物はできあがりません。チームワークが大事な仕事なのです。

鉄筋の画像

社員に寄り添う。努力を認める。

私は28歳のときにこの会社を立ち上げました。以来、会社作りにおいても、「見えないけれど大切なもの」を大事にしてきたつもりです。それは、仕事の品質であり、取引先の信用であり、社員が安心して働ける環境です。会社の宝は、人です。社員が長く働いてくれる会社にならなければ、発展もない。そう信じて、月給制や社会保険、退職金制度などを業界にさきがけて導入し、職場の改善に力を注いできました。安定した経営をめざし、より多くの取引先の開拓にも努めてきました。実力主義も貫いてきました。以前、女性社員を工場長に抜擢したこともあります。業界ではまず聞いたことがありません。でも私と考え方が同じだったから迷いはありませんでした。社員たちは最初びっくりしていましたが、もっとびっくりしたのは、工場がみるみるきれいになっていったこと。作業効率も2倍近くに上がりました。だからというのも、おかしな話ですが、もちろん女性も大歓迎。大事なのは、成長したいという向上心です。

自信が、人を変える。

ここにはいろんな社員がいます。器用な人、不器用な人。人と話すのが好きな人、苦手な人。仕事を覚えるスピードもさまざまです。でも決して急がせないようにと心がけています。長く働いてもらうために大事なのは、一人ひとりに寄り添い、その社員のペースで、一つひとつ階段を上っていけるよう促すこと。そして、そのがんばりと小さな進歩を認めてあげることだと思っています。そうして芽生えていく自信が、大きな成長の一歩になっていくからです。事実、たくさんの若者たちがここで変わり、入社前とは見違えるような生き生きとした表情で働いてくれています。そんな姿を見るときほど、うれしいことはありません。他の業種と同様に、鉄筋業界も競争が激しい世界です。しかし私は、単なる価格だけの競争に流されるのではなく、お客様から「樋口だから、たのみたい」と言っていただけるような、オンリーワンの会社をめざしてきました。その気持ちはこれからも変わりません。だから社員にも、「あなただから、任せたい」「あなたにしか、できない」といわれるようなオンリーワンの「人財」をめざしてほしい。そのためのチャンスと環境を用意することが、社長としての私の最大の使命だと思っています。

鉄筋の画像